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arrowhead (あろーへっど)


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arrowhead(アローヘッド)とは、2010年1月4日に稼働した東証の次世代売買システムのこと。

アローヘッドの最大の特徴は、注文⇒約定スピードが超高速化されたこと。これまで約3秒かかって注文約定処理が0.005秒に短縮された。

■アローヘッド導入の背景
アローヘッド導入の背景には、ニューヨークやロンドンなど海外の主要証券取引所との熾烈な投資家獲得競争があった。海外のヘッジファンドや機関投資家などはコンピューターの自動売買で1000分の1秒の世界で熾烈な運用競争が繰り広げており、従来の東証のシステムは約定処理に3秒もかかっていたので、相手にされていなかった。

■個人投資家への影響
アローヘッド導入で一番影響を受けたのは、板情報を見ながら1円で買って2円で売るという手法を取っていたデイトレーダー。アローヘッドでは、注文約定処理が一瞬で行われるため、板情報を見ながら注文を出していたのでは間に合わないのだ。

■成行注文にご注意!
アローヘッドの導入で一番注意が必要なのは「成行注文」。これまでも、取引時間中の成行注文は想定外の価格で注文が成立してしまうことあったが、アローヘッドの導入でその可能性が格段に高まった。例えば、板情報を見て今の株価が100円だったとしても、その0.5秒後には103円になっていたり、97円になっていたりする可能性も。今すぐに買いたいという場合でも、これ以上高い株価なら買いたくないという価格で指値注文を出すなどの対策が必要だ。